将来の仕事は… 高校生が職業を体験 7月1日の就活解禁前に

高校生に将来の仕事選びのきっかけにしてもらおうと、企業の担当者と直接、交流する職業体験イベントが、広島市で開かれました。

坂本可織 記者
「実はこれ、高校生向けの職業体験イベントです」

「おしごとフェア」を企画したのは、「夢は、18歳から始まる」をスローガンに、高校生などの就活支援に取り組む企業「ジンジブ」です。

高校生の就職活動は7月1日に解禁され、本格的に始まりますが、その前に仕事に対する理解を深めてもらおうという狙いです。

広島での開催はことしが初めてで、会場には県内を中心とした15の企業が出展し、
約100人の高校生が参加しました。

参加した高校生
「難しかったけど、優しくお姉さんたちが教えてくれて、できるようになって楽しかった。美容師を目指してみようかなという気持ちになった」

実際の仕事内容も体験した生徒たち。担当者の話に真剣に耳を傾けていました。

ことし 就活の高校生
「就活はだいぶ不安だが、さまざまな職種の方が来ているので、お話を聞いて選択肢をいろいろ考えようかなと思う」

参加した 中野工業所 中野盛治 社長
「建設業が高齢化していて、担い手が確保できていない中、若者が建設業界に興味を持って入社してくれたら活気づくかなという思い」

主催した ジンジブ 広島支店 岡村大河 支店長
「業界や職種の仕事内容を少しでも理解して職場見学や今後の応募につなげてもらいたい」

ジンジブでは、来月7日にも高校生向けの企業説明会を開くということです。

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