年齢的にそろそろ結婚したいのに、彼氏がなかなかプロポーズをしてくれない。彼氏は「まだ先」と言うだけ。結婚する気があるの?
そうやきもきした経験はありませんか?
そこで今回は、男性が結婚したいと思った瞬間について紹介します。これをもとにプロポーズされるヒントを探りましょう。
今回は7人の男性の証言から、男性が結婚したくなる理由と、プロポーズされる秘訣を考察してみます。
男性が結婚したくなるのはどんなとき?
1: 結婚は二人で導き出した答え
記者の三上さん(仮名・35歳)は、5年前に2歳年下の沖縄出身の飲食店従業員と結婚。7年前に友達のホームパーティーで知り合ってから、2年間があっという間に過ぎていったそうです。
「クリスマスイブに、『一緒にいると楽しいね』と言い合っているうちに『結婚しようか』という流れになりました。自分からプロポーズしたというより、二人で決めたようなものです」
三上さんは妻の両親から「娘と長く付き合っていけそう」と太鼓判を押されたという。
「僕がのほほんとしているからでしょう」と謙虚な三上さんは「一緒にいて楽しいが繰り返されると、夫婦関係もまあ、続いていけますよ」と夫婦も機微を語っています。
「楽しい」が続くと、その延長線上で「一緒にいたい」とスムーズに結婚へと進行していきます。まさに基本の基ですね。
一緒にいて楽しいから、きっと結婚生活も居心地が良いに違いないと彼氏に思わせましょう。
2: 共通の趣味や知り合いが決め手に
代理店勤務の大川さん(仮名・33歳)は結婚前に複数の女性と付き合ってきました。
「本命に会うまでいろんな女性を知っておきたい」と好奇心旺盛な大川さんが選んだのは、イベント会社に勤務の4歳年下の華やかな雰囲気の女性。
決め手は「共通の趣味がゴルフで、ゴルフを通じての共通の知り合いがいるから」でした。
趣味が一致すると、結婚後も二人で楽しめますね。相手に無理やり自分の趣味を強要することもなければ、押し付けられることもないでしょう。
子育てが終わってからも、共通の趣味があると夫婦の楽しい時間を共有することができます。
また共通の友人や知り合いが多いのは、価値観が一致している可能性が高いといえます。知り合いが多いと話題も増え、マンネリを防止してくれますね。
3: 男性なりのタイミングがある
IT会社でECコマース事業に従事する川口さん(仮名・29歳)は5年間付き合った同じ年の彼女に、「そろそろ結婚だね」とプロポーズしたそうです。
「彼女が20代最後の年に結婚したほうが良いと思って。付き合って5年。両親にも紹介しているし、仕事も落ち着いてきたので。まあ、男としてのケジメでしょう」
女性は好きになったらすぐに結婚したくなる傾向がありますが、男性は「結婚の準備ができてから」とある程度自分に自信をもってから結婚を考えるようです。
バリキャリ女性や様々な理由でこれまで結婚に前向きでない女性も、男性と同じような感覚で、「結婚の時期」を気にしていますね。
4: 男性の本能を刺激された
不動産営業の比留間さん(仮名・32歳)は、元カノと別れてから2年後に今の彼女と出会います。付き合っているうちに、「引っ張っていける」と結婚を意識したそうです。
「男らしさをひけらかすとか、自分が優位になるとかそういうことではなく、彼女となら自然にリードできるというか。本当は彼女が俺を立ててくれて手のひらで転がしているのかもしれないけど、それを意識させないところがいいなと思ったんですよね」
実は男性というのは「自分が女性をリードしたい」という願望を持っています。それが実現できるかどうかは人それぞれなのですが。
男性の「引っ張っていける!」を上手に刺激して結婚を手繰り寄せましょう。
5: 誰にも取られたくなくて
エンタメ業界に勤務の坂本さん(仮名・30歳)は、3歳年下のOLと結婚。彼女は清楚で可愛らしく、多くの男性から憧れの的だったそうです。
「他の男性に奪われないように、すぐにでも結婚したかった」と坂本さん。
結婚は「彼女を巡る競争に勝った」という、男性としての誇りでもあるのです。
「他の男性に奪われないために結婚する」。これが男の本音でないというなら、何だというのでしょう。
他の男性に勝利して、彼女を自分のものにする。この部分を刺激すると、結婚へまっしぐらに行き着くのです。
6: 早く子どもが欲しくて
教育関係の仕事に従事する野田さん(仮名・30歳)は、「20代半ばで結婚したかった。理由は子どもがいる家庭を持ちたかったから。でも同年代の女性に結婚願望がいなかった」と当時を振り返ります。
数年後に3歳年下の27歳の女性を紹介されると、「本命の女性だ!」とピンときたそうです。
女性も「好きな男性の子どもを産みたい」と本能的に感じますね。その感覚は男性も同じ。
自分の遺伝子を引き継いでくれる子の誕生を託されたら、本命の女性として見られているということです。
7: 失恋直後にプロポーズ
大手金融機関に勤務の村瀬さん(仮名・34歳)は、失恋の直後に、3歳年下の事務職の女性から猛アタックを受けました。
失恋の痛手と孤独につけ入るかのように、ぐいぐい攻めてきたそうです。
「あれよあれよと結婚という流れになりました。両親に紹介すると、彼女が『結婚したいです。してください』と僕の両親の前でプロポーズしたんですよ。断る理由はなかった」
失恋した直後の男性の寂しさにつけ入るように結婚した女性。優柔不断な男性に自分からプロポーズするなど、アクティブに行動する女性が、男性に結婚を同意させています。
*
ただ「結婚がしたい」の一心で彼氏に急かすのは悪手。
彼氏が「この子と結婚したい」と感じられるような言動を心がけましょう。
今回紹介した男性たちの意見を参考に、彼氏にとって一番いい方法を考えてみてくださいね。
(mimot.(ミモット)/ 夏目 かをる)