7日夕方、広島県庄原市の高速道路で大型トラックとトラックが正面衝突する事故があり、2人が亡くなりました。
事故があったのは、庄原市口和町竹地谷の尾道松江線です。
警察と消防によりますと、7日午後5時半ごろ、道路を南進していた大型トラックと、対向車線を走っていたトラックが正面衝突しました。
この事故で、大型トラックを運転していた、大阪府堺市の運転手・田口歩さん(31)が頭など強く打って病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。また、トラックを運転していた広島市安佐南区の運転手・松井和裕さん(48)は、その場で死亡が確認されたということです。
松井さんのトラックに同乗していた40代の男性も、けがをして病院に運ばれたということです。
現場は片側1車線の高速道路で、警察は南進していた大型トラックが、ポストコーンが立てられたセンターラインをはみ出して、対向車線のトラックに衝突した可能性が高いとみています。
事故の影響で、尾道松江線は三次東JCT・IC~高野IC間の上下線でおよそ8時間にわたって通行止めとなりました。
警察が詳しい事故のいきさつを調べています。