緩んだ地面にさらに大雨

きょうは前線の活動が活発となり、西日本や東日本太平洋側では大気の状態が不安定となるでしょう。四国では昼前、近畿や中国では昼頃、東海から東では昼過ぎから雨が降り始め、大雨となる可能性があります。先週大雨となったところでは、地面に含まれる水分量がまだリセットされておらず、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まりやすくなっています。先週ほどの雨となるような予想ではありませんが、土砂災害に警戒してください。また、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水にも警戒が必要です。
一方、北日本では晴れるところが多いですが、道東では午後、にわか雨となるところがあるでしょう。
予想最高気温は西日本で23℃程度、東日本で28℃程度ですが、湿度が高い南ほどムシムシと感じられそうです。

気象予報士・森本 啓介

画像について:8日の天気予報。

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