ワン・ダイレクション（1D）が2015年に活動休止を発表して以来、ファンは再結成を切望している。そんな中、Apple Music 1のゼイン・ロウとの最新インタビューで、1Dによる再結成パフォーマンスの可能性について問われたメンバーのナイル・ホーランが現実的な回答をした。
29歳の彼は、「これに関する会話はまだ行われていません」と説明し、「（1Dは）素晴らしいレガシーです。いや、（再結成について尋ねることで）部屋の空気がガラッと変わってしまうことはないと思います。それよりも、状況に変わりはなく、（再結成に関する）会話は行われていないんです」と続けた。
「（他のメンバーと）定期的に話はしていますが、このことについての会話はしていません。（ドラマ）“フレンズ”の再結成のようなものかもしれないし、ツアーになるかもしれない。これは神のみぞ知ることですが、その話はされていないです」とナイルは話した。
だがナイルは、ニュー・アルバム『ザ・ショウ』を引っ提げた、今後控えているライブでワン・ダイレクションの曲を披露すると断言している。「自分はそれから距離を置くことはしてこなかった。素晴らしい曲たちだから」と彼は明かすと、「（1Dのディスコグラフィーには）僕らしいと感じられる曲がたくさんあるし、それらの新しいバージョンを作ることはいいことだと思うから」と述べた。
ナイルの3rdスタジオ・アルバム『ザ・ショウ』は6月9日にリリースされる。前作『ハートブレイク・ウェザー』では、2020年3月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で4位を記録していた。
