ベリンガム、R・マドリード移籍決定。6年契約を締結へ

写真:ついにR・マドリード加入が決まったベリンガム ©Getty Images

ドルトムントは、イングランド代表MFジュード・ベリンガムのレアル・マドリード移籍が決定したことをクラブの公式サイトで発表した。

ドルトムントが公表したところによると、移籍金は1億300万ユーロ(約154億2600万円)で、出来高に応じた様々なボーナスがこれに付帯されているという。また、ドルトムントはこれらのボーナスの総額が基本となる移籍金の30%、つまり3090万ユーロ(約46億3000万円)を上限に設定されていることも明らかにしている。

今後、数日以内にメディカルチェックが行われ、問題がなければ2029年6月までの6年契約を締結することになるという。

ベリンガムの移籍決定はすでにスペイン国内でも報じられており、『アス』紙の電子版は「ドルトムントは当初、1億5000万ユーロ(約224億6800万円)を要求していたが、1億300万ユーロに様々なボーナスを付帯させることで決着した。レアル・マドリードとドルトムントは長年にわたって良好な関係にあり、それがこの交渉を容易にした」としている。

実際、ボーナスが満額支払われた場合は総額1億3390万ユーロ(約200億6400万円)となり、ドルトムントの当初の要求と大きな開きはなくなる。

また、『マルカ』紙の電子版は「6月5日、ロンドンの代理人事務所でレアル・マドリードとベリンガム自身、彼の父親であるマーク・ベリンガムの間で最終決定がなされた」と報じ、「ベリンガムは2022-23シーズン限りでの退団が決まったエデン・アザールの背番号7を継承すると予想されているが、彼自身が望めば別の番号をつけることもできるだろう」とした。

ベリンガムに対してはマンチェスター・シティやリヴァプールも関心を示していたが、彼自身がレアル・マドリードへの移籍を強く望んだため、イングランドの両クラブは5月の段階で獲得を断念。レアル・マドリード移籍が秒読み段階とされる中、今回の正式発表となった。

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