日本高野連は7日、野球部の指導、育成に貢献した監督、責任教師を表彰する「育成功労賞」の本年度受賞者48人を発表した。滋賀からは、昨年の第94回選抜大会で準優勝した近江の多賀章仁監督が選ばれた。京都は、平安(現龍谷大平安)の軟式野球部で監督を務め、府高野連会長も担った燧土(すいど)勝徳さんが選出された。
育成功労賞の対象者は、原則20年以上務めた指導者で、各都道府県高野連の推薦を受けて選出する。岡山は該当者がいなかった。山形、山梨、三重、富山、滋賀、香川、沖縄の7人を全国選手権大会開催期間中の8月15日に甲子園球場で表彰する予定。
また、5年に1度選出し表彰する「都道府県功労者」の46人も発表した。京都は府高野連元副理事長の義村浩昭さん、滋賀は県高野連元会長の北村雅敏さんが選ばれた。