現役引退のイブラヒモビッチ、ミラン経営陣はマネージャー就任望むも…

[写真:Getty Images]

ミランの経営陣がズラタン・イブラヒモビッチ(41)の引き留めを目指しているようだ。

4日、ミランの今シーズン最終戦となったエラス・ヴェローナ戦後に突如として現役引退を宣言したイブラヒモビッチ。すでに退団が決まっていたなか、スパイクを脱ぐという決断はチームメイトにすら前日まで伝えていなかったといい、全世界に大きな衝撃が走ることとなった。

気になるのは今後だが、イタリア『カルチョメルカート』によると、ミランのオーナーグループ「レッドバード」はイブラヒモビッチに対し、現場と経営陣の橋渡し役として、クラブマネージャーに近い役職を数日以内に提案する模様。ミランを知り尽くした41歳をクラブに残しておきたいようだ。

しかし、イブラヒモビッチ自身は時間をかけて将来について考えるつもりとのこと。現段階ではこのオファーを受け入れる可能性も低いとのことだ。

選手から信頼と尊敬を集めたテクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏を突如として解任した「レッドバード」。「イブラヒモビッチをクラブマネージャーに」というアイデアも、ロッカールームのバランスを維持する人材がいなくなったと判断したものとされている。

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