「殺して山に埋める」暴力団組員(25)と知人女性(20)を不起訴「十分な証拠がない」 広島地検

当時、19歳の女性に「殺して山に埋める」などと脅迫したなどとして逮捕された暴力団組員の男性(25)ら2人について、広島地検は不起訴処分としました。

指定暴力団共政会・片山組組員の男性(25)と知人女性(20・当時19)の2人は、共謀して去年1月、広島県・坂町水尻の駐車場で20歳の女性(当時19)に対して「殺して山に埋めるから車に乗れ」「車でひき殺しちゃるけん、そこに立てや」などと言って脅迫したなどとして、先月、逮捕されていました。

広島地検は、2人について6月7日付けで不起訴処分としました。理由について「事実を認定するに足りる十分な証拠がない」としています。

逮捕当時、警察の調べに対して組員の男性は「黙秘します」、女性は「弁護士を通してもらえればと思います」とそれぞれ供述していました。

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