メッシ、バルセロナのラポルタ会長やシャビ監督との真の関係性を語る

写真:シャビとの良好な関係を強調したメッシ。一方ラポルタ会長については…… ©Getty Images

バルセロナの地元紙『ムンド・デポルティーボ』と『スポルト』の共同インタビューの中で、アメリカMLSインテル・マイアミへの移籍を明かしたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。同インタビューの中では、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長やシャビ監督との関係性について語る場面もあった。

ラポルタ会長は先月、地元テレビ局のインタビューの中で、メッシと会話をしたことを明かし、「愛情のあるやり取りができた」と語っていたが、メッシは同インタビューの中で「実際のところ、ラポルタ会長とはほんの少ししか話をしていない。せいぜい1、2回程度だ」と言及。

一方、バルセロナで共に戦った盟友でもあるシャビ監督との関係性については「たくさんのコミュニケーションを取った」と語り、こう続けた。

「彼がクラブに戻ってからは何度もコミュニケーションを取ったし、継続的に話をしていた。僕がバルセロナに戻る可能性についても話をしたよ。このテーマについて、我々は大きな期待を抱いていた。僕が本当に戻りたいのかどうか、それがチームにとって、そして彼自身にとっていいことなのかどうか、事あるごとに話し合ったし、コミュニケーションを取り続けていた」

また、最近のカンプ・ノウで事あるごとにメッシの名前がコールされているが、これについては次のように喜びを語った。

「僕にとっては美しい光景であり、楽しませてもらっているよ、僕自身、かなり奇妙な形であの場所を去らなければならなかった。最近のブシ(セルヒオ・ブスケツ)やジョルディ(アルバ)、過去のシャビや(アンドレス)イニエスタのような形で、しっかりとファンに別れを告げてクラブを去りたかった。たとえパンデミックの時期で、スタジアムに観客がいなかったとしてもね。だから今、カンプ・ノウやバルセロナのあらゆる場所で僕の名前がコールされるのを聞くのはとても幸せなことだ。僕がその場にいないにもかかわらず僕の名前がコールされるというのは、ファンのみんながそれだけの愛情を示してくれているということでもあるし、珍しいと感じることでもある」

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