児童生徒にセクハラ、府教委が2教諭処分 京都府教育委員会は8日、児童生徒にセクハラ行為をしたとして、同日付で府南部地域の中学校に勤務する男性教諭(58)を停職3カ月、同地域の小学校の男性教諭(27)を減給3月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
府教委によると、中学教諭は、顧問を務めるクラブの女子部員計6人に対し励ますためと称して、2022年10月の試合中に腰付近に触れたほか、今年3~4月には、備品倉庫で軽く抱きしめたりした。同4月には、部員の腰に湿布を貼る行為も確認された。同教諭は「競技力向上や部の明るい雰囲気につながればと思った」と話しているという。同月、保護者から通報があり発覚した。
小学校教諭は、22年5~6月、高学年の女子計6人に、授業中に後ろから覆いかぶさるように指導したり、下半身あたりを触ったりした。児童の髪に触れる行為もあった。