リヴァプールは6月8日、ブライトンからアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを獲得したことを公式サイトで発表した。6月6日にメディカルチェックをパスしており、晴れて契約が成立。リヴァプールにとっては今夏の最初の補強となり、マック・アリスターには背番号10が与えられることになる。
マック・アリスターは公式サイト上で次のように喜びのコメントを発している。
「信じられないような気分だ。夢がかなった。自分がここにいることがいまだに信じられないし、新たなスタートが待ちきれない。プレシーズンの初日から参加したいと願っていたので、このタイミングですべてが決着して本当に良かったと思っている。新しいチームメートに会えるのを楽しみにしている」
「ワールドカップで優勝し、ブライトンでも多くのことを成し遂げることができたので、僕にとっては本当に素晴らしいシーズンになった。でも、これからはリヴァプールについて考えなければならない。より良い選手、より良い人間になれるように、日々、努力していきたいと思っているよ」
「ワールドカップで優勝して以来、もっと多くのトロフィーを獲得したいとこ公言してきた。このクラブがその目標達成を手助けしてくれるはずだ。それが僕の目標であり、このようなビッグクラブでプレーするからにはトロフィーを勝ち取らなければならない」
なお、リヴァプールの公式サイトはマック・アリスターの移籍金や契約年数について「金額は非公表で、長期間の契約」としているが、イギリス『デイリーメール』電子版は「契約は2028年6月までで、移籍金は3500万ポンド（約60億9800万円）程度」と報じている。
ブライトンでは日本代表MF三笘薫らとともに攻撃の中核を担い、2022－23シーズンのプレミアリーグ6位という好成績に貢献したマック・アリスター。「ここに来てからというもの、リヴァプールがどんなにビッグクラブかというのを、身を持って体感している。本当にうれしく思っているし、このクラブのためにプレーするのを楽しみにしている」と意気込みを語った。
