相模原に最大級物流施設 日本GLP、全4棟完成 満床で稼働開始

GLPアルファリンク相模原の全体像。手前から反時計回りに1~4号棟が並ぶ(日本GLP提供)

 物流施設運営大手の日本GLP(東京都)は8日、「GLP ALFARINK(アルファリンク)相模原」(相模原市中央区田名)の全4棟が完成し、満床で稼働を開始すると発表した。マルチテナント型2棟、1棟貸しの2棟と共用棟を合わせた総延べ床面積は約68万4千平方メートルで、自社で建設中の千葉県流山市の施設に次ぐ国内最大級となる。

 マルチテナント型施設「相模原1」の着工は2020年2月。今回完成した「2」は地上6階建てで延べ床面積約9万平方メートル。倉庫区画、ラウンジ、貸し会議室などを設置した。日建リース工業、NECフィールディング、アミプロモーションなど6社が入居する。

 「2」にはドライバーの待ち時間を短縮するための「置き配バース」のある区画を同社として初めて設けた。一戸建ての宅配ボックスのような存在で、富士ロジテックホールディングスが入居する。

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