8日午後2時25分ごろ、大津市南比良の国道161号志賀バイパスで、同市の無職男性（76）の軽乗用車と福井県敦賀市、会社員男性（48）のタンクローリーが衝突した。軽乗用車に乗っていた男性の妻（75）が死亡し、男性は股関節骨折などの重傷を負った。タンクローリーの男性にけがはなかった。
滋賀県警大津北署の説明では、軽乗用車が逆走する様子がタンクローリーのドライブレコーダーに映っていた。軽乗用車は京都方面に進行中だったという。同署は事故の経緯を調べている。
同署によると、事故の影響で現場付近のバイパスは約3時間半通行止めとなった。現場は見通しの良い緩やかなカーブの片側1車線。
