インテル・マイアミ、メッシの“盟友”たちにも強い関心か

写真:サウジアラビア行き濃厚と見られたブスケツがメッシと再会? ©Getty Images

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのインテル・マイアミ移籍は、彼の“盟友”たちの去就にも影響を与えるかもしれない。

イギリス『デイリーメール』電子版が報じたところによると、インテル・マイアミはアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア、そして元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツの獲得にも関心を示しているという。

ディ・マリアはアルゼンチン代表で長年にわたってメッシと共闘し、2021-22シーズンにはパリ・サンジェルマンでもチームメートだった。2022-23シーズンはユヴェントスでプレーしたが、シーズン終了後に退団を発表し、その去就が注目されている。

ディ・マリア自身は来年夏にアメリカで開催されるコパ・アメリカ2024への出場を熱望しており、そこに向けてプレーレベルを維持するため、ヨーロッパで引き続きプレーすることを第一に考えているという。

彼の古巣であるベンフィカが獲得を熱望しているようだが、メッシと再びチームメートとなれる上にコパ・アメリカにもスムーズに参加できることを考えると、インテル・マイアミへの移籍も有力な選択肢になってくるはずだ。

また、ブスケツはバルセロナを退団し、サウジアラビアリーグへの移籍が有力視されている。アル・ヒラルでメッシや同じくバルセロナを退団したスペイン代表DFジョルディ・アルバと合流するという噂もあったが、メッシの方向転換がブスケツの去就にも影響を与える可能性はゼロではない。

『デイリーメール』電子版は「メッシとブスケツはお互いが引退する前に1シーズン一緒にプレーするという口約束を交わしている」としており、仮にブスケツがインテル・マイアミを新天地に選んだ場合は、この約束が守られることになる。

メッシ自身はインテル・マイアミ移籍を明らかにした『ムンド・デポルティーボ』と『スポルト』の共同インタビューの場で「一緒にどこかに行くと決めたことはない」と語っているが、果たしてインテル・マイアミはどのような動きを見せるだろうか。

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