庄川アユ成長順調 沿岸漁連調査、気温高く

投網でアユを捕獲する組合員=砺波市東保

 アユ漁解禁を前に、射水市の庄川沿岸漁協連合会は8日、庄川でアユの成育調査を行い、組合員10人が投網、友釣り、毛針で計104匹を試し捕りした。同連合会によると、今年は4、5月の気温が高かったことなどから、平均体長、体重ともに前年を上回り、順調な成長ぶりとなっている。

 調査は高岡、射水、砺波市の5カ所で行われた。投網を使ったアユ41匹の平均体長は13.8センチ(前年13.2センチ)、体重20.2グラム(同19.4グラム)で、最大は15.9センチ、31.9グラムだった。捕獲したアユのうち、今年は約9割が天然だった。

 庄川のアユ漁は友釣りと毛針が16日午前5時、網漁は21日正午に解禁される。

捕獲されたアユ

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