今季限りでレアル・マドリーとの契約を破棄して退団することになったベルギー代表MFエデン・アザール。
チェルシーから2019年に1億ユーロ以上の移籍金で加入し、クラブで最高額となる週40万ポンドを受け取っていたとされるが、怪我とコンディション不良でほとんど活躍することができなかった。
そして先週レアル・マドリーとの間で残された1年分の契約を相互の合意の下で解除し、フリーエージェントになることが決まっていた。
ところが今回の『Mundo Deportivo』の報道によれば、アザールはこの数日で現役を引退することを決断したという。
その理由は、スペインの首都であるマドリッドに住み続けたいという意図からだとか。
アザールはスペイン語に堪能であり、息子のレオ・アザールはレアル・マドリーのユースでプレーしている選手。町の環境にも馴染んでおり、マドリッドに少なくともあと1年は滞在したいと考えているという。
またレアル・マドリーに加入して以来彼のサッカーに対する情熱は薄れつつあり、家族とともにスペインで生活することを考えているそうだ。
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アザールにはアメリカ・メジャーリーグサッカーやサウジアラビアからのオファーが準備されていると言われるが、果たしてどのような決断を下すだろうか。