長崎県舞台の映画「こん、こん。」PR 横尾監督、主演の塩田さんら知事訪問 9日から先行公開

本県を舞台にした恋愛映画「こん、こん。」をPRする横尾監督(左)=県庁

 「オール長崎ロケ」で制作された恋愛映画「こん、こん。」でメガホンを取った佐世保市出身の横尾初喜監督(44)と、主演で長崎市出身の女優、塩田みうさん(24)らが8日、映画の公開を前に大石賢吾知事を訪ね、PRした。
 何事も「普通」を求める男子大学生と、対極的に好きな物がたくさんある同級生の女性との恋愛模様を描いたストーリー。出演者や制作スタッフの多くを本県の出身、在住者で構成している。
 横尾監督が本県を舞台に撮影するのは「こはく」(2019年公開)に続き2作目。横尾監督は「『好き』という言葉がたくさん出てくる作品。いろんな愛の形を感じてほしい」とPR。大石知事は「私も楽しみにしており、時間をつくって見に行きたい」と述べた。
 9日からユナイテッド・シネマ長崎(長崎市)とシネマボックス太陽(佐世保市)で先行公開される。

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