現地時間2023年6月8日、ケリー・クラークソンが、自身のトーク番組『ケリー・クラークソン・ショー』で、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「Can't Stop」のカバーを披露した。
黒いロングドレスの上にグレーのフランネルシャツを羽織ったケリーは、力強いボーカルで人気ロック・バンドの名曲を熱唱し、番組の専属ギタリストを務めるジャコ・カラコもその歌声を披露している。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズによる「Can't Stop」は、ケリーがオーディション番組『アメリカン・アイドル』初代チャンピオンとなった「A Moment Like This」で米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”1位を獲得した約1年後の2003年に同チャートで最高57位を記録した。
ケリーは、【エミー賞】を受賞したトーク番組『ケリー・クラークソン・ショー』シーズン4となる最新シーズンで、サイモン＆ガーファンクルの「Bridge Over Troubled Water」、レニー・クラヴィッツの「It Ain't Over 'til It's Over」、ジャズミン・サリヴァンの「Pick Up Your Feelings」など様々なカバー曲で、視聴者を楽しませている。
このカバー・シリーズ“Kellyoke”はEP化され、昨年の米ビルボード・トップ・アルバム・チャート“Top Album Sales”で47位を記録した。このプロジェクトの続編がリリースされるかは現在不明だが、ケリーは現在10thスタジオ・アルバムのリリースを準備している。『ケミストリー』と題されたこの新作は6月23日にリリースされる予定だ。「Me」「Mine」「Favorite Kind of High」、そしてスティーヴ・マーティンをフィーチャーした「I Hate Love」などの先行シングルが収められた『ケミストリー』は、元夫ブランドン・ブラックストックとの2020年の離婚に主に影響を受けた作品となっている。
なお、ケリーは、これまでHot 100とBillboard 200の両方で、それぞれ3作品が1位に輝いている。
