ブレーブスが乱打戦制しメッツをスイープ オルビーズがサヨナラ弾

【メッツ10-13×ブレーブス】延長10回タイブレーク@トゥルイスト・パーク

ブレーブスは先発のスペンサー・ストライダーが8失点と炎上したものの、終盤の2イニングで3点差を追いつくと、最後はタイブレークの10回裏にオジー・オルビーズのサヨナラ弾が飛び出し両チーム計23得点の乱打戦を13対10で勝利。本拠地でのメッツ3連戦スイープに成功し、連勝を5に伸ばした。ブレーブス5番手のライセル・イグレシアスが2勝目(2敗)をマークし、メッツ7番手のトミー・ハンターが1敗目(0勝)を喫している。

メッツがジャスティン・バーランダー、ブレーブスがストライダーと両チーム好投手が先発した試合はまさかの乱打戦となった。1回裏にブレーブスがオースティン・ライリーの11号2ランなどで3点を先制すると、メッツも負けじと2回表にブランドン・ニモの5号満塁弾など5得点で逆転に成功。さらに6対5とメッツがリードして迎えた4回表にはフランシスコ・アルバレスが10号2ランを放ち、ストライダーを降板に追い込んだ。

両先発が降板しても乱打戦の流れは変わらない。5回裏にマーセル・オズナの12号ソロでブレーブスが反撃すれば、メッツも6回表にアルバレスが2打席連続弾。これで10対6となり、メッツ優位は変わらないままかと思われた展開だったが、ブレーブス打線は諦めなかった。

粘るブレーブスは6回裏にエディー・ロサリオのタイムリーで1点を返すと、8回裏にはトラビス・ダーノウの2号2ランが飛び出し1点差に迫る。さらに9回裏にはオーランド・アルシアが5号ソロを放ち、土壇場で試合を振り出しに戻した。これで勢いづいたブレーブスは、タイブレークに突入した10回表のメッツの攻撃をイグレシアスが3人で完璧に締めると、最後はオルビーズが両チーム計8発目となる14号3ランをライトスタンドに叩き込みサヨナラ勝利。乱打戦に終止符を打った。

ブレーブスはこの3連戦すべての試合で1度はリードを許しながらも逆転勝利と粘り強さを発揮。リーグ勝率1位をキープし、貯金を14に伸ばしている。一方のメッツは泥沼の6連敗で借金3となり、5連勝のフィリーズにかわされて地区4位に転落。昨年地区優勝を争った両チームだが、現在ゲーム差8.5と今季前半戦は明暗がくっきりわかれてしまった。

The post ブレーブスが乱打戦制しメッツをスイープ オルビーズがサヨナラ弾 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.