巨額の移籍金で古巣復帰!衝撃の出戻りスター選手6名

サッカー界ではこのところ大きな移籍金が支払われることが多くなっており、時にはかつてクラブに所属していた者を買い戻すために大枚が叩かれることも。

今回は『Squawka』から「大きな移籍金で古巣に復帰することになった選手たち」をご紹介する。

セスク・ファブレガス

復帰したクラブ:バルセロナ

買い戻された額:3400万ユーロ(およそ50.94億円)

2000年代に世界のブームとなったバルセロナのサッカー、そして哲学。そのアカデミーが輩出した選手たちが様々な場所で活躍したが、その筆頭のような存在がセスク・ファブレガスだった。

若くしてアーセナルの下部組織に移籍した彼は長くプレミアリーグで活躍し、そして2540万ポンドという額でバルセロナへと買い戻された。残念ながらスペインでは本領発揮とはいかなかったものの、ワントップ起用なども経験するなど貴重な戦力となった。

マッツ・フメルス

復帰したクラブ:バイエルン・ミュンヘン

買い戻された額:3500万ユーロ(およそ52.44億円)

バイエルン・ミュンヘンの下部組織で育ったマッツ・フメルス。2007年にトップチームへと昇格したものの出番が少なく、2008年にドルトムントへとローン移籍。そのまま420万ユーロで買い取られた。

そしてブンデスリーガで屈指のセンターバックに成長した彼は2016年にバイエルン・ミュンヘンへと復帰することを決断。そのときには3500万ユーロの移籍金が動いている。

ポール・ポグバ

復帰したクラブ:マンチェスター・ユナイテッド

買い戻された額:10500万ユーロ(およそ157.32億円)

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育ったポグバであるが、当時のクラブは世界でも最強クラス。スター選手に阻まれて出番が与えられず、ユヴェントスへとフリーで移籍していった。

イタリア・セリエAで出場機会を得た彼は水を得た魚のように活躍し、後に1億ユーロを大きく超える額でマンチェスター・ユナイテッドへと復帰することになる。ただこの移籍はあまり成功せず、6年後に再びユヴェントスへと戻ってきた。

アルバロ・モラタ

復帰したクラブ:アトレティコ・マドリー

買い戻された額:3500万ユーロ(およそ52.44億円)

マドリッド生まれのモラタはもともとアトレティコ・マドリーの下部組織に所属し、その後ヘタフェを経てレアル・マドリーでデビューした。2010年に初出場し、高い評価を受けてユヴェントスへと移籍してブレイクする。

2年をユヴェントスで過ごした後はレアル・マドリーに買い戻され、チェルシーにも所属した後でアトレティコ・マドリーへと戻ることになった。

ロドリ

復帰したクラブ:アトレティコ・マドリー

買い戻された額:2000万ユーロ(およそ29.97億円)

2007年にアトレティコ・マドリーの下部組織に加入し、2013年まで所属していたロドリ。プロになるまえに放出されてビジャレアルへと移籍し、そこでデビューすると瞬く間に世界的なボランチに成長した。

そして2018年には2000万ユーロの移籍金でアトレティコ・マドリーへと復帰。その一年後にはマンチェスター・シティへと7000万ユーロで買われているのだから、アトレティコ・マドリーの選択は大当たりだった。

ジョルディ・アルバ

復帰したクラブ:バルセロナ

買い戻された額:1400万ユーロ(およそ20.98億円)

バルセロナの下部組織では体が小さかったため2005年に16歳で放出されてしまった経験を持つジョルディ・アルバ。その後コルネージャというクラブを経てバレンシアに加入してデビューした。

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そしてリーガで実績を積み重ねた彼は2012年に満を持してバルセロナへと復帰。移籍金は1400万ユーロだったが、それから11年にわたって重要な存在となった。

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