本格デビューを間近に控えたサクランボの大玉新品種「やまがた紅王」の出荷説明会が8日、天童市のJA全農山形山形地区センターで開かれ、各JAの担当者や市場関係者約40人が出荷規格などを確認した。
県の担当者が本年度の生育状況や商標の使用方法などを説明し、着色具合や大きさごとに仕分けされた「やまがた紅王」を示しながら、高品質出荷の徹底を呼びかけた。パック詰めの実演も行われ、担当者は「詰め方がみすぼらしくならないように、見栄えにこだわってほしい」とアドバイスしていた。
今年の「やまがた紅王」は約20トンの出荷を見込んでいる。収穫盛期は18～23日ごろになる見込み。
