川西のアスパラ、甘くておいしい 町内小中学校で提供

児童がアスパラガスの味わいや食感を楽しんだ=川西町吉島小

 学校給食での川西町産アスパラガスの提供が6日、町内の5小学校で行われ、児童がアスパラの味わいや食感を楽しんだ。

 町内で生産が盛んなアスパラを子どもたちに食べてもらい、地元の食材に親しんでもらおうと、町園芸振興協議会(藤巻陽一会長)が主催。このうち、吉島小(沖野久康校長、88人)の1年生のクラスには、アスパラをモチーフにしたかぶり物を着けた担当者が登場し、クイズ形式で「アスパラは一度植えると10年以上収穫できる」「1日で5センチ以上伸びることもある」などと説明した。

 給食では、ゆでた大きなアスパラが用意され、児童は「おいしいね」と笑顔を見せた。島津ほのかさん(7)は「甘くておいしかった。アスパラを好きになった」と話していた。給食でのアスパラ提供は8日までに町内の全小中学校で行った。

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