トッテナムが23-24新ユニフォーム発表!「シンプルだけど非常に面白い」デザインの意味とは

英プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーとキットサプライヤーのNikeは8日、2023-24シーズンに向けた新ホームユニフォームを発表した。

クラブは来季よりアンジ・ポステコグルー監督による新体制がスタート。セルティック時代の“教え子”であるFW古橋亨梧の獲得も噂されている。

Tottenham Hotspur 2023-24 Nike Home

トッテナム・ホットスパー 2023-24 Nike ホーム ユニフォーム

23-24新ホームユニフォームは、近年妙なこだわりを見せていたヴォルト(イエロー)を廃止し、ホワイトを基調にネイビーの差し色というシンプルでスパーズらしいカラーが登場。

デザインは一見シンプルだが、シャツ全体に少々不思議なグラフィックを落とし込む“隠れにぎやか”なデザイン。こうした模様の採用はスパーズでは珍しい。

このグラフィックは、本拠地ロンドン北部で1936年にスタートした歴史的な「ある出来事」にインスピレーションを得ている。

1936年にロンドン北部で始まった「ある出来事」とは、イギリスの公共放送BBC(英国放送協会)によるテレビ放送の開始である。

アレクサンドラ・パレスという、ロンドン北部にある展示場兼宮殿だった建物からBBCはテレビ放送を開始。このことにより、クラブの本拠地ロンドン北部は英国初(世界初という説もあり)のテレビ放送がスタートした歴史的な地となった。

新ユニの独特なグラフィックは、そんな街の歴史に触発されて電波や音をイメージした面白いデザインとなっている。

【関連記事】サッカー界から消滅の危機?「ギャンブル系スポンサー」最強ユニフォーム10

23-24シーズンはショーツとソックスも色はホワイトで、12-13モデル以来となる全身オールホワイトの組み合わせを採用となった。

なお、女子チームについては昨今の白ショーツ廃止の流れを受けて、ネイビーのショーツを着用するという。

23-24新ホームキットは、7月から始まるプレシーズンマッチ「アジア・パシフィックツアー2023」の初戦となるウェストハム・ユナイテッド戦から着用を開始する。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。「あの頃」を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

© 株式会社ファッションニュース通信社