【柴咲コウさん】久留女木の棚田で田植え 農水省「つなぐ棚田遺産」(浜松市北区引佐町)

9日、女優の柴咲コウさんが浜松市北区の棚田で地元住民と共に田植えをした。

柴咲コウさんが訪れたのは、浜松市北区引佐町にある県内屈指の面積を誇る「久留女木の棚田」。農水省の「つなぐ棚田遺産」にも選ばれ、総面積7.7ヘクタールに約800枚の田んぼがあると言われている。起源は平安時代と言われ、戦国時代には井伊家によって開墾が進んだ。柴咲コウさんは以前、大河ドラマで井伊直虎役を演じた際に、この地を訪れている。今回は「久留女木の棚田」を後世に繋げようと維持活動をしている「竜宮小僧の会」からの声掛けもあり、6年ぶりに棚田を訪れ地元住民らと田植えをした。

(柴咲コウさん)

「自然豊かな場所を守る人がいて、みんながその場所を思いでつないでいて、素晴らしいなと思う」

「竜宮小僧の会」の西本会長は、こうした機会を通し多くの人に棚田の良さが伝わってほしいと話していた。

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