J2大分トリニータは8日、FW宇津元伸弥とMF茂平の怪我の診断結果を発表した。
宇津元は左膝内側側副靱帯損傷、茂は左膝前十字靭帯損傷と診断された。両者ともに全治期間は明かされていない。
宇津元は宮崎経営大3年の2月に大分の加入内定を勝ち取り、合わせて特別指定選手となった。
今季はキャリア初のリーグ戦初得点を決めて、交代の切り札として活躍。
並外れたスピードが持ち味で、シュート精度にも優れている。今季は12試合2得点と存在感を見せていただけに惜しまれる離脱となった。
宇津元はリリースされたツイートを引用して
サポーターに成長して復帰すると誓っていた。
茂は大分の下部組織を経て立命館大へ進学。大学後に当時JFLの奈良クラブへ加入し、25試合15得点で新人王に選出された。
2017年にJ3ギラヴァンツ北九州にステップアップし、2020年に当時J3ブラウブリッツ秋田へと移籍。
加入初年度で主力に定着してチーム初となるJ2昇格に貢献。J2でも主力としてプレーした。
そして今季ユース時代に所属していた大分へ復帰を果たし、今季18試合1得点と右ウイングバックを主戦場に主力としてプレーしていた。
豊富な運動量と献身的なプレーで攻守に渡って貢献していただけに、手痛い離脱となった。
茂はリリースされたツイートを引用して
と復帰とチームの躍進を信じていた。
今季J2で大分はJ1自動昇格圏内の2位と好位置につけていただけに、ジョーカー役と右サイドの要が同時期に離脱した。
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大分は11日午後6時にアウェーでザスパクサツ群馬と対戦する。