女子サッカー選手と交流 小学校で「ふれあい教室」 仲間や思いやりの大切さ学ぶ/岡山・津山市

岡山県津山市の成名小学校で7日、「人権スポーツふれあい教室」(津山人権啓発活動地域ネットワーク協議会主催)が開かれ、5、6年生34人が、女子サッカー「岡山湯郷ベル」の選手と交流しながら、思いやりの心を学んだ。

内田好美、岸野早奈選手、池田知佳コーチ、小林彗那チームマネジャーが来校。ドリブルやボール回し、ミニゲームを4チーム対抗で行い、選手たちが「負けているチームにも声援を送ろう」などと優しく声をかけた。

選手らの講話もあり、自身の小学生時代を振り返りながら「家族や友人など身近な人を大切に」「これからもクラスや学校が一つになって行事を楽しんでほしい」などと話し、学校や家庭での実践を呼びかけた。

6年の森本倖太君は「仲間を大切にして困っている人がいたら助けてあげたい」、保田勘佑君は「笑顔で楽しそうにプレーする姿がかっこよかった。学校生活でもチームワークを大切にしていきたい」と話していた。

© 津山朝日新聞社