平和宣言に「G7首脳への訴え」 ロシア・ベラルーシ招待せず 広島市

8月6日の平和宣言について広島市の松井市長は「G7広島サミットで市長自らが各国首脳に訴えた内容」を盛り込む考えを示しました。

8月6日の平和記念式典で毎年読み上げられる平和宣言は、松井市長が被爆者や市民の代表を交えて検討しています。

2回目の懇談会では「平和文化の形成」に重点を置いて作られた宣言の骨子案について話し合われました。

参加者からは「G7サミットの中で松井市長が各国首脳に直接平和を訴えた事実とその内容を盛り込むべきだ」という意見が出たということです。

松井一実市長「(慰霊碑や原爆ドームについて)G7各国首脳に直接説明したどういうふうに引用するかちょっと考えます」

松井市長はロシアとベラルーシについて今年も式典に招待しない考えを示しました。「ウクライナ侵攻が続き、式典の円滑な挙行に影響を及ぼす」とし招待しない理由を記した手紙を8日付で両国の大使館に送付したということです。

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