神奈川の海水浴場、今夏22カ所開設予定 水質は問題なし

逗子海岸(資料写真)

 神奈川県は9日、県内25の海水浴場のうち、今夏は22カ所で開設が予定されていると明らかにした。昨夏の開設は21カ所だった。新型コロナウイルスの5類移行もあり、今夏は多くの海水浴場がコロナ前の運営形態に戻るとみられる。

 県が8日正午時点で各海水浴場の開設者に開設予定を確認した。最も早いのは逗子(逗子市)と和田(三浦市)で、30日からの開設を予定している。

 25海水浴場のうち、開設予定がないのは猿島(横須賀市)と大浦、横堀(ともに三浦市)の3カ所。昨年はこの3カ所に三浦海岸(同)を加えた4カ所が開設しなかった。

 県は海水浴シーズンを前に、5月9日から18日までの間で各海水浴場の水質検査を実施。開設を予定している22カ所の水質はいずれも問題なく、腸管出血性大腸菌O157は検出されなかった。

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