パンク・ロック・ファクトリー、日本やアジア地域でも本格始動

パンク・ロック・ファクトリーが、日本やアジア地域でも活動を本格化させた。

2014年にイギリス、サウスウェールズ州で結成された4人組パンク・ロック・バンドのパンク・ロック・ファクトリーは、ロックやポップス、ミュージカル、アニメ、ゲーム、そしてディズニーの曲などをカバーしてポップパンクに変えてしまう“パンクカバー製造バンド”だ。

メンバーのピージ(Vo./Gr.)、ベンジ(Ba./Vo.)、ライアン(Gr.)、コブ(Dr./Vo.)の4人組は、“ソーセージ・ファクトリー”と呼ばれる専用のスタジオでリハーサル、作曲、録音、ミキシング、マスタリング、YouTubeやTikTokの撮影をすべて自分たちで行い、カバーソングを制作している。

彼らのファクトリーで作られるカバーソングにはさまざまなスペシャルゲストが参加し、これまでに女優・歌手のジェシカ・ダロウ(ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』)、ジャレット・レディック(ボーリング・フォー・スープ)、スペンサー・チャーナス(アイス・ナイン・キルズ)などが参加した。

今回、日本やアジアでのお披露目に合わせ、発売済みの3枚のカバーアルバムそれぞれにライブバージョン1曲を追加し、再デジタルリリースされる。

ディズニーの名曲カバーアルバム『A Whole New Wurst』には「How Far I'll Go」(Live at Rock City)、2枚目の『A Whole New Wurst 2』には「Surface Pressure」(Live at Rock City)を追加収録。そして、2023年3月発売のミュージカルをテーマにしたカバーアルバム『It's Just A Stage We're Going Through』には、ミュージカル『アニー』より「Tomorrow」が追加でスペシャル収録された。

『It's Just A Stage We're Going Through』にはミュージカル『マンマ・ミーア』の名曲を彼ららしいスタイルのカバーで収録されており、「マンマ・ミーアを聴いたとき、絶対にこの曲がニュー・アルバムに収録されなければならないと思ったんだよ! この曲は、誰もが一緒に歌えるシンガロング・アンセムであり、ロック・ヒットになることまちがいなしさ!」とコメント。また、ミュージックビデオも制作され、ABBAのオリジナル・ミュージックビデオに合わせ、衣装やヘアスタイル、演奏など、細部までパンク・ロック・ファクトリー風にカバーしてABBAファンからも話題になっている。

そして、6月16日には、実写映画化で話題の『リトル・マーメイド』の名曲を4曲、再レコーディングした新EP『poor unfortunate souls』をデジタルリリース。「Part of your World」ではアーチ・エネミーのアリッサ・ホワイト=グラズがフィーチャリングで参加している。

◎リリース情報
アルバム『A Whole New Wurst』
『A Whole New Wurst 2』
『It's Just A Stage We're Going Through』
2023/6/9 DIGITAL RELEASE

EP『poor unfortunate souls』
2023/6/16 DIGITAL RELEASE

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