ウェストハムがパリーニャ獲得へ! タックル&インターセプト数プレミアNo.1…ライスの後釜に

[写真:Getty Images]

ウェストハムが、フルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(27)獲得に乗り出すようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。

パリーニャは昨年7月にスポルティングCPからフルアムへ移籍。今シーズンが自身初のプレミアリーグ挑戦ながら、出場停止を除く35試合に出場し、タックルとインターセプトの数はリーグNo.1を記録。押しも押されぬリーグ屈指の守備的セントラルハーフとなった。

そのパフォーマンスは序盤戦からビッグクラブの注目を集めており、マンチェスター・ユナイテッドやリバプール、チェルシー、バイエルンへの移籍が噂に。それでも、ここに来て最も熱心なのは、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)王者に輝いたウェストハムだという。

ウェストハムはイングランド代表MFデクラン・ライス(24)の売却がほぼ確実に。攻守の要であり、キャプテンでもあるライスを失うことはウェストハムにとってこの上ない痛手。ライスに匹敵する実力者を後釜に据えなければ、来シーズンの苦戦は火を見るより明らかだ。

そんなライスの後釜の本命こそパリーニャとされている。

フルアムは移籍金2000万ポンド(約35億円)で釣り上げたパリーニャの売却を金額次第で容認する方針とみられ、ウェストハムとしては、9200万ポンド(約161億1000万円)とも言われるライスの売却益を活用すれば、スムーズに交渉を進められることが想像に難くない。

ライスについてはアーセナルとの交渉が数日以内に決着する可能性もあるとされ、売却が完了次第、パリーニャ確保という流れになりそうだ。

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