福士蒼汰&玄理が「弁護士ソドム」クランクアップ。最終回ディレクターズカット版の特別配信が決定

6月16日に最終回を迎えるテレビ東京系のドラマ8「弁護士ソドム」(金曜午後8:00)で、主演の福士蒼汰と、共演の玄理がクランクアップを迎えた。

ソドムとは、旧約聖書に登場する街の名前で「退廃」や「悪徳」の象徴とされる言葉。福士蒼汰が主演する「弁護士ソドム」は、“ソドム”と呼ばれる型破りな詐欺加害者専門弁護士・小田切渉(福士)が、周りから弱者を食い物にする詐欺加害者の味方をし、裁判で勝たせていくスリリングなリーガルサスペンスだ。渉が詐欺加害者専門弁護士になったのは、自殺とされた母・翔子(高岡早紀)の死の謎に迫るため、敵の懐に入り込み、真実を探るためだったことが明らかになり、クライマックスに向けて物語が一層加速している。

およそ2カ月にわたった撮影が終了し、スタッフからの拍手に包まれる中、福士と玄理が晴れやかな表情で写真撮影。クランクアップを迎え、福士は「2カ月という短い期間でしたが、密度の濃い日々を過ごせたと思っています。もっと皆さんとお話したかったです。仕事の話はもちろん、プライベートの雑談もしたかったなと思うくらい、現場の絆が深まっていたのではないかと感じています」と語り、「第1話の完成を見た時、自分が思っていた以上に渉の魅力が引き出されていて驚きました。それは、スタッフの皆さんがいい作品にしようとこだわってくださったおかげだと思います。渉はみんなで作り上げたキャラクターだと確信できたので、僕も最後まで演じ切ることができました。またいつかご一緒できる日まで、僕自身頑張っていきます! 皆さん、ありがとうございました!」と振り返り、熱く感謝の気持ちを言葉にした。

正義感あふれる弁護士・若松まどかを演じた玄理は、「2カ月間、本当に濃密な日々でした。スタッフの皆さんが一番疲れていると思います。あと1カット頑張って撮ったら、しっかり寝て、いっぱい食べて、ちゃんと休んでください。本当にありがとうございました! すごくすてきな時間を皆さんのおかげで過ごせたと思います。ありがとうございました」とスタッフを気遣い、最後のあいさつをした。

最終回。渉が追いかけていた14年前の事件の黒幕とされる“牧師”は、五条紀明(竹中直人)だった。すべてに気付いたまどかは、五条に拉致され人質に。まどかからSOSの連絡を受け、渉は慌てて五条の会社へ向かうが、救出できないまま追い返されてしまう。そんな折、渉の父・宏(勝村政信)から記憶がよみがえったとの連絡が入る。14年前に一体何があったのか? 宏が渉に告げた驚がくの真実とは!? 己の正義のため、まどかを救うため、渉は五条を地獄の炎で焼き尽くす。

なお、TVerやネットもテレ東など配信限定で、最終回のディレクターズカット版が特別配信されることが決定。テレビ放送では見られないシーンを見ることができ、テレビ放送と配信で二度楽しめる。さらに、TVerでは、第1〜3話、4〜6話の見どころをそれぞれ7分間にまとめたダイジェストを無料配信。最終回前のおさらい視聴や、まだ見ていない人はチェックしたい。

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