OGURA CLUTCH ORC with RIDE INが2度目の鈴鹿8耐に挑戦。武田雄一を筆頭に2名の若手ライダーを牽引

 6月9日、OGURA CLUTCH ORC with RIDE INは『2023FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第44回大会』のチーム体制を発表した。

 全日本ロードレースでも活躍しているOGURA CLUTCH ORC with RIDE INは、ライダーの岩﨑哲朗とチーフメカニックの坂本崇がOGURAclutch with パワービルダーとして2016年に立ち上げたチームだ。

 2022年は8耐トライアウトを突破し、岩﨑との約束であり目標であった鈴鹿8耐にチームとして初参戦した。武田雄一、横山尚太、坂本崇の3名で挑み、途中トラブルなどもあり未完走扱いとはなったが、最後まで走り切ってチェッカーを受けた。

 そして、2023年も鈴鹿8耐への出場を目指すOGURA CLUTCH ORC with RIDE INは、全日本ロードレース第2戦鈴鹿2&4レースの8耐トライアウトに武田と横山の2台体制で挑み、2年連続で出場権を獲得した。

2023鈴鹿8耐合同テスト:横山尚太と豊島怜(OGURA CLUTCH ORC with RIDE IN)

 2023年からチームは、第二章として若手育成に取り組んでいることもあり、監督でありながらライダーも務める武田を筆頭に、今年新加入した横山がライダーを務める。さらに、ST1000クラスでDOG FIGHT RACINGより参戦している豊島怜を新たに迎え、2023年の鈴鹿8耐に挑戦する。

 すでに、6月7〜8日に鈴鹿サーキットで行われた鈴鹿8耐合同テストにも武田、横山、豊島の3名でエントリーしており、ヤマハYZF-R1にダンロップタイヤを履いてテストをこなしていた。鈴鹿8耐に向けての活動を始動させていたOGURA CLUTCH ORC with RIDE INは、完走と上位を目指して戦っていく。

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