モンツァへの移籍も噂されていたが、最終的には今季限りで現役を引退することを決めたズラタン・イブラヒモヴィッチ。このところは大きな怪我に悩まされており、残念ながら41歳で選手としてのキャリアを終えた。
今回はそんなズラタン・イブラヒモヴィッチがこれまで所属していたクラブでともにプレーしたFWのなかから「最も有名な5名」を選んでみた。
アレッサンドロ・デル・ピエロ
イブラヒモヴィッチと同僚だったクラブ:ユヴェントス
ズラタン・イブラヒモヴィッチは2004年にユヴェントスへと加入。もちろんそこではダヴィド・トレゼゲも所属していたが、やはりそこはアレッサンドロ・デル・ピエロをピックアップすべきだろうか。
2004-05シーズンには14ゴール、2005-06シーズンには12ゴールを奪取して前線の要となり、イブラヒモヴィッチにも多くのチャンスを与えた。カルチョ・スキャンダルで2部降格処分を受けたあともチームに残り、1年でのセリエ昇格に貢献している。
リオネル・メッシ
イブラヒモヴィッチと同僚だったクラブ:バルセロナ
2009年にズラタン・イブラヒモヴィッチが加入したバルセロナ。そこでまさに大ブレイクを果たしていたのが若きリオネル・メッシだった。2008-09シーズンは23ゴールを決める活躍を見せ、イブラヒモヴィッチとのパートナーシップも期待された。
そして2009-10シーズンはメッシにとって初の30ゴール超えとなり大ブレイク。その一方でイブラヒモヴィッチはそこそこの結果を残しながらメッシの影に隠れてしまい、1年で退団することに。
ロナウジーニョ
イブラヒモヴィッチと同僚だったクラブ:ミラン
ミランではロビーニョやアントニオ・カッサーノ、フィリッポ・インザーギとともにプレーした印象が強いが、2010-11シーズンにはまだロナウジーニョが所属していたのだ。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督の戦術に合わなかったためにスタメン起用はほとんどなかったものの、まだ一瞬見せるキレとテクニックは健在だった。シーズン途中にフラメンゴへと移籍している。
エディンソン・カバーニ
イブラヒモヴィッチと同僚だったクラブ:パリ・サンジェルマン
ズラタン・イブラヒモヴィッチとのベストパートナー候補といえるエディンソン・カバーニ。パリ・サンジェルマンでともにプレーしたとき、イブラヒモヴィッチがセンターフォワードに起用されたことからカバーニは本職でないウイングを務め、サポートに徹した。
そのコンビはパリ・サンジェルマンの前線の圧倒的な攻撃力のベースになり、多くのタイトル獲得の原動力となった。
ウェイン・ルーニー
イブラヒモヴィッチと同僚だったクラブ:マンチェスター・ユナイテッド
2016-17シーズンにマンチェスター・ユナイテッドでチームメイトになったウェイン・ルーニー。半年後に彼のほうがエヴァートンに移籍したためわずかな間のみの同僚だった。
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ただ、2018年の夏にはイブラヒモヴィッチとルーニーが両方ともアメリカ・メジャーリーグサッカーに移籍し、LAギャラクシーとDCユナイテッドの選手として対戦している。なかなか奇妙な縁がある関係だ。