朝倉義景と妻・小少将のアクリルスタンド&ステッカー 朝倉氏滅亡450周年で保存協会が発売

朝倉義景と小少将のアクリルスタンドやステッカーを手にする岸田清会長=福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡復原町並

 福井県福井市の朝倉氏遺跡保存協会は6月9日から、5代当主朝倉義景と妻の小少将(こしょうしょう)をイメージしたキャラクターのアクリルスタンドとステッカーを販売している。

 朝倉氏滅亡450周年に合わせた通年企画「幻の都フェスティバル」の一環で製作した。小少将のキャラクターは、芸術家の西野カインさん(21)=同県越前町=が今年3月に一乗谷朝倉氏遺跡で行ったライブペイントで描いた「戦国の姫」を採用。義景のデザインは神奈川県在住の画家が手がけ、りりしいイメージになっている。

 保存協会の岸田清会長は「グッズを通して義景夫妻を知ってもらい、節目の年の盛り上げにつながれば」と話した。

 アクリルスタンドは義景、小少将とも高さ12センチ、幅8センチで各1500円。ステッカーは小少将のみで200円。同市の道の駅「一乗谷あさくら水の駅」、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館、同遺跡復原町並の売店で販売している。問い合わせは同協会=電話0776-41-2330。

© 株式会社福井新聞社