佐賀銀行OB・OGが絵画展 日本画や油絵、多彩に

佐賀銀行のOB・OGによる絵画展=みやき町の風の館

 佐賀銀行のOB・OGでつくる絵画部「銀河会」による作品展が、みやき町の風の館で開かれている。日本画や油絵など約50点が飾られ、来場者が見入っている。14日まで(13日休館)。

 絵画部は1960年代に発足。銀行で働きながら趣味で創作活動を続け、これまでに九州各地でデッサン会を開くなどして技術を磨いてきた。現在の会員は60~80代の9人で、展示会は今回で2度目。

 ハスや女性を描いた日本画や油彩の風景画、デザイン画など多彩な作品が並ぶ。銀行員から転身した洋画家井手誠一さん(1928~80年)らの油絵なども展示している。

 10、11日の午後2時からは、ハープ奏者のHaRuRu(はるる)さんによる演奏会が開かれる。同会の古田洋介代表(80)は「絵や音楽に触れ、明るく前向きな気持ちになってくれたら」と話す。

 問い合わせは風の館、電話0942(94)5822。(井手一希)

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