長崎スタジアムシティ ホテル棟の完成予想図公開 片岡護シェフ監修のイタリア料理「アルポルト」出店

スタジアムシティホテル長崎のフロアマップ(施工上の都合などで今後デザインなどを含め変更の可能性がある。ジャパネットホールディングス提供)

 ジャパネットグループのリージョナルクリエーション長崎(長崎市)は、長崎スタジアムシティプロジェクトのホテル棟の完成予想図を公開し、7階にイタリアンレストラン「リストランテアルポルト NAGASAKI」が出店すると発表した。本格イタリア料理を日本に広めた一人として知られる片岡護シェフが監修。本県の食材を生かした料理を提供する。
 地上14階建ての「スタジアムシティホテル長崎」の2階には毎日利用できるフードホール、4階には宴会場を設ける。6階はプールや大浴場、サウナなどを完備し、ここでもサッカー観戦が楽しめる。最上階には、ライブレストランやバーが入る。
 客室はサッカー観戦可能な「スタジアムビュー」と長崎の山並みを楽しめる「マウンテンビュー」の2種類。スタジアム側の客室の窓は可能な限り広く開く仕様で、一部はサッカー観戦時にボックス席へと変化する。「『満足を日常に持ち帰る』を365日実現するホテル」というコンセプトも公表。設置している家電や寝具は商品として取り扱っており購入できる。
 長崎市幸町で進むプロジェクトはスタジアムやアリーナ、ホテル、オフィス、商業棟を備えた大型複合施設。来年秋の開業を目指す。ジャパネットグループは同プロジェクトで働く従業員を募集している。


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