【J1注目プレビュー|第17節:C大阪vs神戸】上位に勝ちたいC大阪、神戸は世界基準を持ち込めるか

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

【明治安田生命J1リーグ第17節】

2023年6月10日(土)

19:00キックオフ

セレッソ大阪(6位/26pt) vs ヴィッセル神戸(1位/33pt)

[ヨドコウ桜スタジアム]

◆上位相手に勝ち切れるか【セレッソ大阪】

前節はアウェイで名古屋グランパスに3-1で敗戦。3連勝と波に乗っていた中で、足止めを食らった。

下位相手にクリーンシートで3連勝を収めたが、上位の名古屋には3失点完敗。今季6敗を喫しているが、そのうち5チームは近いポジションか上位にいるチームとなった。

C大阪がもう1つ上のレベルに行くには、上位を相手にどう勝ち点を積み上げるか。そして今節迎える相手は首位の神戸。連敗は避けたいところだ。

名古屋戦では相手のプレスと攻撃陣の圧にやられる結果に。そして神戸も同様のスタイルで、より前からのプレスはキツく、攻撃の精度は高い。同じ失敗を繰り返していては上位は見えない。前半戦ラストマッチで、しっかりと反省を活かしたいところだ。

★予想スタメン[4-4-2]

GK:ヤン・ハンビン

DF:毎熊晟矢、マテイ・ヨニッチ、鳥海晃司、山中亮輔

MF:ジョルディ・クルークス、奥埜博亮、香川真司、為田大貴

FW:レオ・セアラ、加藤陸次樹

監督:小菊昭雄

◆世界基準を知り、どう生かすか【ヴィッセル神戸】

前節は台風2号の影響で当日に突然中止。川崎フロンターレとの一戦は7月に延期されることとなった。

そしてミッドウィークは天皇杯ではなく、バルセロナとの親善試合。アンドレス・イニエスタが主役となったが、控えの選手を中心に、主軸もピッチに立ち、世界のレベルを感じた。

コンディション的な問題はないだろう。ただ、本気ではない相手であっても、世界のレベルの高さを肌で感じたことは大きいはず。悲願のリーグ制覇を目指す上で、良い経験にしたいところだ。

特にGK前川黛也は好セーブを連発。世界の基準を知れたことは、この先のリーグ戦でも頼もしい存在になるはずだ。一方で、攻撃陣は精度を欠き、局面での世界基準を知ったはず。良い効果があったことを、この試合で示したい。

★予想スタメン[4-3-3]

GK:前川黛也

DF:初瀬亮、マテウス・トゥーレル、大﨑玲央、本多勇喜

MF:山口蛍、齊藤未月、佐々木大樹

FW:武藤嘉紀、大迫勇也、汰木康也

監督:吉田孝行

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