真鶴町の選挙人名簿抄本を自らの町長選に不正利用した松本一彦町長のリコール（解職請求）を求める署名活動が10日、最終日を迎えた。住民団体「真鶴の未来をつくる会」は同日午前中の1時間、同町内のスーパー前で最後の署名活動をし、有権者に向け「署名のご協力ありがとうございました」と感謝を伝えた。
5月10日から開始したリコール署名は、今月9日までに2269筆を集めた。リコールに必要な全有権者数6217人（1日時点）の3分の1を超えていて、受任者から回収しきれていない署名40冊（うち15冊は署名数未確認）を含めると、「あと100筆ほど上積みできるだろう」（同団体）と見込んでいる。
