75歳女性が250万円詐欺被害 電話会社やデータ保護協会かたり架空請求

京都府警伏見署

 京都府警伏見署は10日、京都市伏見区の女性(75)が架空請求で約250万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。

 同署によると、6月7日に女性の携帯電話に電話会社名義で「料金について話したいことがあるので、電話してください」とショートメールが届いた。女性が連絡したところ、応対した男から「未納料金がある。裁判になり、警察に逮捕されるかもしれない」と言われ、指定された口座に現金約50万円を振り込んだ。その後も個人データ保護協会を名乗る男から電話があり、現金約50万円ずつを計4回振り込んだという。

© 株式会社京都新聞社