元日本代表DF田中マルクス闘莉王さんが9日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、「あの天才が入らない… 闘莉王が日本サッカー史上最高のゲームメーカー三傑を忖度なしで選んだ!」という見出しで日本屈指のゲームメーカーを選出した。
引退後は歯に衣着せぬスタイルで日本サッカー界の新たなご意見番として活躍する闘莉王さん。
素晴らしいゲームメーカーの条件を「全体の流れをきちんと読めるかどうか。これが一番難しいかもしれない。自分のお尻ばっかり吹いているようじゃゲームメーカーにはなれない」と持論を展開した。
3位はベルベットパスの元祖天才
3位は元日本代表でJ1北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二を選出。
「伸二さんはよく展開を見ていた。周りの位置とか動かし方を確認しながら。
周りの信頼もすごいんだよね。
伸二のトラップは誰も真似できない。ボールの扱い方は、日本一ですよ。
あの技術あるからこそ、大したプレッシャーが来ても別に何とも思わない」
2位はJ30ベストアウォーズMVP
2位は元日本代表のJ2ジュビロ磐田MF遠藤保仁を選んだ。
「2、3個先のことを考えられる。ミスも少ない。
センターバックを助ける意味では一番うまい選手なのかなと今までやった中で。ポジショニングが別格。
決してすごい無理することもないし、簡単にサッカーができるなんて、ヤットさんの凄さがそこにあるのかな。
あんなシンプルにできるなんて、簡単そうに見えるんだけど、他の人も真似できない。これ才能ですよね」
1位は日本史上最強のレフティ
1位は日本史上最高クラスのレフティ・元日本代表MF中村俊輔さんを抜擢した。
「年を取ってからさらにアップグレードしたのかなと。試合の流れを大事にしてたのかなと感じました。
俊さんの若いときに見ると、試合が厳しくなるとあまりボールを触ったりしない試合が結構多かったんですよ。
年取ると自分がボール触らないとゲームが成り立たないっていうことを分かってから、
いろんなところに顔を出して、ちょこちょこボール触ったりすると自分の流れに持っていく。
この年取ってからの俊さんのフィーリングの感じ方がすごく良くなったのかなと感じました。
ボールが足元にあれば取られない。あの左足の感覚は周りの選手には真似できない」
この他に川崎フロンターレMF大島僚太を闘莉王さんが絶賛していた。