5年ぶり酒蔵まつり開幕 小山、5蔵元の日本酒飲み比べ

各蔵元自慢の1杯を楽しむ来場者

 【小山】開運のまちおやま第8回酒蔵まつり2023(小山酒造家組合主催)が10日、市役所北側の小山御殿広場で始まった。11日まで。

 小林酒造(卒島)、三福酒造(南小林)、杉田酒造(上泉)、若駒酒造(小薬)、西堀酒造(粟宮)の市内五つの蔵元の日本酒が楽しめる。2年に1回開催していたが、新型コロナウイルスの影響で今回は2018年以来、5年ぶりの開催となった。

 来場者は1枚100円、10枚つづりのチケットを購入。チケット1枚で飲めるグラス1杯の普通酒から同10枚以上の純米大吟醸酒まで、各蔵元自慢の1杯を楽しんでいた。

 インターネットで開催を知ったという東京都江戸川区、会社員西岡純治(にしおかじゅんじ)さん(50)、同朝美(あさみ)さん(47)夫妻は「(小林酒造の)鳳凰美田を楽しみに来たが、せっかくなので全部の蔵元のお酒を飲んでみたい」と笑顔を見せた。

 同組合長の柏瀬福一郎(かしわせふくいちろう)若駒酒造社長(69)は「水良し、米良しの小山の日本酒を多くの方に知ってもらえれば」と期待した。11日は正午~午後5時。雨天決行。

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