バンドエイドや虫刺され薬など、キャンプで予期するケガや病気への薬がセットになっている、キャンプのマストアイテム「ファーストエイドキッド」。近年、キャンプギアが進化するように「ファーストエイド」も進化しています。ペット用、自転車用など、ニーズにあったピンポイントなモノをセットにした「ファーストエイド」も販売されています。今回は、進化版ファーストエイドを紹介。これからアウトドアシーズン!今一度自分が持つファーストエイドを見直しましょう。
ニーズに沿ったファーストエイドを展開するMY MEDICの「MED PACK」
キャンプブームでキャンプ人口が増える一方、キャンプ場での事故やケガも増えています。近年はホテルのようなグランピング施設もあり、「キャンプ=危険と隣り合わせ」という危機感は薄れていますが、やはり自然の中でのアクティビティーは最低限の備えは必要です。
私はキャンプとともにトレッキングにも行きますが、そんな私が愛用しているファーストエイドが、MY MEDICの「Med Pack」シリーズの「HIKER」です。このファーストエイドの一番の魅力は、さまざまな種類が入っているのに手のひらサイズとコンパクトなところ。
【ハイキング特化型】ファーストエイド by Med Pack
MY MEDICの「Med Pack」シリーズの「HIKER」は、1パックの重さが200g以下で、キャンプや登山など荷物を減らしたいときに最適です。
このパッケージに入っているモノは...
- サンスクリーム
- リップバーム
- バームジェル
- アルコールワイプ
- バンドエイド
- 収縮バンドエイド
- 抗生物質クリーム
- 虫刺されクリーム
- 痛み止め
- アレルギーの薬
- ホイッスル
- 電解質パウダー
- エマージェンシーブランケット
- パラコード
- 浄水錠
※旧タイプのため、現タイプのモノとパッケージデザインや内容が異なります。
このパッケージのすごいところは、薬だけでなく悪天候や遭難なども想定して、ホイッスル、エマージェンシーブランケット、浄水錠、パラコードなどが含まれていること。
これだけ入っているのに、軽量でコンパクトなところが気に入っています。
「ファーストエイド」というと薬類を想像しますが、個人的にはいざというときに、エマージェンシーブランケット、ホイッスル、パーラコード、浄水錠は薬とともに備えて置くのがよいかと思います。
私が持っているモノはベーシックなモノになりますが、MY MEDICの「Med Pack」シリーズには、上級者のアウトドアマン向けのモノや、アウトドアスポーツそれぞれに特化したさまざまなファーストエイドが販売されています。
【自転車特化型】ファーストエイド by Med Pack
近年はエコや運動不足の解消のため、自転車通勤をする人も多くなりましたが、そんなに人には自転車向きのファーストエイド「BIKER」がおすすめ。
このパッケージの特徴的なアイテムは…
- 痛み止め
- 軟膏
- バンドエイド
- 包帯
- 靴擦れなどで起こる水ぶくれ予防のテープ
- 擦れ防止のクリーム
- 傷を素早く閉じる応急セット
…などが含まれています。
【ペット特化型】ファーストエイド by Med Pack
ペットも家族同様。しかし、アウトドアでは人よりもペットの応急手当アイテムを探すのは困難です。ペットとともに自然を楽しむなら、ペット用のファーストエイドも必需品です。
MY MEDICの「Med Pack」シリーズには「Pet」というペット用のファーストエイドも展開しています。
このパッケージの特徴的なアイテムは…
- 抗生物質
- 包帯
- パッドなどのケガ用一式
- アレルギーの薬
- トゲなどが刺さった時に使うピンセット
- 予備リード
- ペット用のファーストエイドのガイドライン
…が入っています。
とてもコンパクトで約113gほどしかないので、日ごろ散歩のときにも持ち歩ける大きさです。
【CPR(心肺蘇生)特化型】ファーストエイド
自然の中で何かあった場合、すぐ救急車が駆け付けられないときもあります。
学校や職場で心肺蘇生法を学んだ人もいるかもしれませんが、日本医師会のサイトでは心肺蘇生の手順が記載されています。医師会や消防署などで講習会も行っているので、今一度方法を確認しておきましょう。
CPR(心肺蘇生)用のファーストエイドキッドも販売されています。
このパッケージの特徴的なアイテムは…
- CPRシールド
- ハンドワイプ
- グローブ
- ブレスミント
…が含まれています。
年に1度はファーストエイドを見直そう
薬によっては使用期限があるものもあるので、年に1度は自分が持っているファーストエイドを見直しましょう。また、コンパクトなモノは、使いきりのモノが多いため、使用したモノは忘れずに買い足すようにしましょう。
登山、バイクなどアウトドアスポーツには、それそれ想定されるケガや事故が異なります。アウトドアでの活動は楽しい反面、危険と隣り合わせということを頭に入れて、いざというときのためにしっかりファーストエイドを備えて、楽しいアウトドアライフを過ごしましょう。