マンチェスター・C、ロドリ弾で接戦を制しクラブ初のCL制覇!|チャンピオンズリーグ

写真:悲願のCL制覇を果たし、3冠を達成したマンチェスター・C ©Getty Images

6月10日、チャンピオンズリーグ決勝のマンチェスター・シティ vs インテルの試合がトルコのアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥで行われた。

マンチェスター・シティはイルカイ・ギュンドアンやケヴィン・デ・ブライネ、アーリン・ハーランド、インテルはエディン・ジェコやラウタロ・マルティネスと両チームともフルメンバーで臨んだ一戦は、開始5分にベルナルド・シウヴァがペナルティーエリア内でシュートを放つなど、マンチェスター・シティが序盤からペースを握る。

27分にはデ・ブライネのスルーパスに抜け出したハーランドが左足で強烈なシュートを放ったが、インテルのGKアンドレ・オナナが左手でブロック。29分にはデ・ブライネがミドルシュートを狙つも、相手に当たって勢いが弱まり、オナナが難なく収めた。

しかし、攻勢だったマンチェスター・シティにアクシデントが発生。デ・ブライネが足を痛めてプレー続行不可能となり、36分にフィル・フォーデンと交代する。前半アディショナルタイムにはマヌエル・アカンジがミドルシュートを狙ったが、これは枠を捉えられず、前半はスコアレスで折り返す。

後半に入り58分、インテルは相手のバックパスがズレたところを突いたラウタロ・マルティネスがゴールを狙ったが、エデルソンが素早く間合いを詰めてシュートをブロックする。

迎えた68分、マンチェスター・シティはアタッキングサードでボールをつなぐと、アカンジのスルーパスにベルナルド・シウヴァが抜け出し、タッチライン際からマイナス方向に折り返す。後方から走り込んだロドリが右足で丁寧に合わせ、待望の先制点を奪った。

追いつきたいインテルは71分、相手ゴール前でのルーズボールに反応したフェデリコ・ディマルコがループ気味のヘディングシュートを放つが、これはクロスバーに嫌われる。跳ね返りを再びディマルコが頭で押し込もうとするが、目の前のルカクに当たってしまう。

73分にはGKからの縦パスをラウタロ・マルティネスがつなぎ、ラストパスを受けたルカクが右足シュートを放つが、これはGKの正面へ。対するマンチェスター・シティも77分にフォーデンがドリブルで中央を突破し左足のシュートを放ったが、オナナが鋭い反応でボールを収める。

インテルが攻め続ける中、88分にはマルセロ・ブロゾヴィッチのクロスをロビン・ゴセンスが折り返し、中央のルカクが頭で押し込もうとするが、GKエデルソンが足でブロックし、ルベン・ディアスがクリアして同点ならず。90分のルカクのシュートはゴール右へと外れ、後半アディショナルタイムにCKからゴセンスがフリックしたボールもエデルソンに弾かれて得点ならず。直後に試合終了のホイッスルが吹かれ、1-0でマンチェスター・シティが勝利を収めた。

マンチェスター・シティがクラブ史上初のCL制覇を達成するとともに、プレミアリーグ、FAカップと合わせた3冠を達成した。

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