来年秋に開催される国民スポーツ大会（国スポ）でビーチバレーボール競技が行われる伊万里市のイマリンビーチでこのほど、競技の体験会が開かれた。地元の小中学生約50人が参加し、砂浜で懸命にボールを追いかけた。
佐賀県出身でアトランタ五輪に出場した高尾和行さんや伊万里市出身の副島慶太さん、関東のプロ選手3人が、エキシビションマッチで技を披露した。体験会では、基礎練習からスパイクまで幅広くプレーし、参加者は楽しみながら競技の魅力に触れた。
県ビーチバレーボール連盟の春野修司理事長は「トップ選手のプレーを見ることで競技を身近に感じてもらえた。実際に体験してもらったことで、国スポに向けた機運醸成にもつながった」と話した。体験会に先立ち、イマリンビーチ周辺の清掃活動も実施した。（小部亮介）
