ヤマハ:10位のクアルタラロ「ペースは悪くない。もっとポジションを上げられた」/第6戦イタリアGPスプリント

 6月10日、2023年MotoGP第6戦イタリアGP MotoGPクラス2日目に予選がイタリアのムジェロ・サーキットで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロは14番手、フランコ・モルビデリは15番手となった。スプリントレースではクアルタラロが10位、モルビデリが16位で終えている。

 予選Q1からのアタックとなったクアルタラロは、ラストアタックで1分45秒755をマークするも、トップから0.524秒差で5番手となり、Q2進出は叶わなかった。スプリントレースでは15番グリッドから、抜群のスタートでポジションを上げ、その後激しいバトル争いのなかで最後までプッシュし続けて10位でフィニッシュした。

 モルビデリも予選Q1で1分45秒754をマークするが、4番手となり14番グリッドが確定した。スプリントレースでは好スタートを切るも、トップグループから離されて2周目には20番手まで後退してしまう。その後は懸命に挽回を図り、16位でチェッカーを受けた。

■ファビオ・クアルタラロ(予選:14番手、スプリント:10位)
「予選は非常にタフだったけれど、ペースについての感触は決して悪くなかったんだ。スプリントもフィーリングは良く、ペースも悪くなかったから、もっとポジションを上げられたのかもしれない。スタートはとても良かったけれど、ブラッド・ビンダーと接触して順位をいくつか…… おそらく3つか4つ下げてしまったんだ」

「でも、それはそういうものなんだ。最終的に10位となり、トップとの差は6秒だった。明日のメインレースの序盤に期待するよ。長いレースになるから、このコースではいつも体力的に厳しいのから展開を見守るよ」

■フランコ・モルビデリ(予選:15番手、スプリント:16位)
「午前中はQ2に進むことができなかったし、午後のスプリントもあまりうまくいかなかった。パフォーマンス向上を目指していくつかのことをトライしたけれど、逆に悪い方向へいってしまったようだ。フィーリングが良くなかったから、それが問題だったということだろう。これからもしっかり掘り下げて問題に取り組み、そして信じ続けることが必要だと考えているよ」

ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第6戦イタリアGP 予選
フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第6戦イタリアGP 予選
ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第6戦イタリアGP スプリント
フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第6戦イタリアGP スプリント

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