坂道のカーブで正面衝突か 国道で車2台が大破 軽トラック運転の男性死亡

11日午前、愛媛県大洲市の国道56号で軽トラックと軽乗用車が衝突する事故があり、軽トラックを運転していた男性が死亡しました。

事故があったのは、大洲市稲積の国道56号で11日午前9時過ぎ「車が大破して煙が出ている」と通りかかった人から警察に通報がありました。

警察と消防が現場にかけつけたところ、軽トラックと軽乗用車がそれぞれ前方部分などが大破した状態で見つかり、軽トラックを運転していた西予市宇和町明間の三好栄次さん(67)が胸を強く打つなどして心肺停止の状態で病院に搬送され、死亡が確認されました。
また、軽乗用車を運転していた27歳の女性はろっ骨や鎖骨を折るなどの大けがをしました。

現場は、大洲市と西予市の境にある鳥坂トンネルの大洲側の入り口付近で、坂道の緩やかなカーブになっていて、双方の車とも前方部分などが大きく損傷していることから警察は正面衝突したとみて事故の状況を詳しく調べています。

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