人気絶大「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」、さいたま文学館で7月26日~9月24日に巡回展 番外編たたりめ堂に注目

さいたま文学館で開催される企画展「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂へようこそ 番外編たたりめ堂へようこそ」のポスター

 子どもたちの絶大な人気を集めている児童小説「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」(偕成社)の巡回展が7月26日~9月24日、桶川市若宮1丁目のさいたま文学館で開催される。さいたま文学館オリジナル展示として「番外編たたりめ堂へようこそ」と題し、銭天堂をライバル視しているよどみのお店「たたりめ堂」も出現する。

 「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」は廣嶋玲子作、jyajya絵による児童小説シリーズ。幸運な人だけがたどりつける不思議な駄菓子屋「銭天堂」の物語で、2022年小学生が選ぶ“こどもの本”総選挙で第1位に選ばれた。4月までに19巻が発売され、累計発行部数は420万部を突破。テレビ、映画でもアニメ化されている。

 巡回展では、原作の挿絵を元に「銭天堂」と「たたりめ堂」の駄菓子屋が再現される。たたりめ堂のお菓子をはじめとした立体造作や、多彩なイラストなど見どころ満載。銭天堂とたたりめ堂の不思議な世界が堪能できそうだ。期間中はオリジナルグッズを限定販売する。

 関連企画として、等身大人形劇「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」が、7月30日午後2時から、文学館に併設する桶川市民ホールで開催される。チケットは子ども(4歳~小学生)千円、大人1500円。桶川市民ホールのホームページ(http://hall-okegawa.jp/)から購入できる。

 問い合わせは、巡回展、人形劇とも、さいたま文学館(電話048.789.1515)へ。

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