鈴鹿8耐テスト:『ジョシュナリ』『耐久仕様のヨシムラ×亀井』『首位のAutoRace Ube』/パドックネタ

 2度の8耐トライアウトが終わり、いよいよ鈴鹿8耐の本戦に向けた合同テストが6月7~8日に行われました。連覇を狙うTeam HRC、耐久マシンへと仕上げていく全日本チームなどが登場した鈴鹿サーキットのパドックで見つけた「裏ネタ」を、お届けします。

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 FIM世界耐久選手権(EWC)は、次週に第2戦スパ24時間耐久ロードレースを控えており、第3戦鈴鹿8時間耐久ロードレースについては、まだ全チームのエントリーやライダーラインアップが確定していません。そんななかで、本戦出場チームがライダー3人を決定するためにも、マシンの調整をするためにも各チームがテストを行っていました。

 ウォータース選手にヘルメットの件を聞くと「“ジョシュナリ”ヘルメットだよ。コピーするために被っているんだ(笑)」と冗談で答えてくれました。また、清成選手も「嬉しいですよ。今も仲いいし、わざわざ僕のを選んでもらえるなんて(笑)」と良い雰囲気が漂っていました。

生形秀之、ジョシュ・ウォータース、藤原克昭監督(S-PULSE DREAM RACING・ITEC)/2023鈴鹿8耐合同テスト

 そんなS-PULSE DREAM RACING・ITECのライダーやスタッフが着用しているTシャツ2023ver.が発売されていることがチームのTwitterで発表されています。『がんばれおがちゃんTシャツ』が気になる方はこちらまで。

 凄く目立っていたTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWのピットには4台のBMW M1000RRがありました。タンクの給油口からわかるように、2台は全日本ロード仕様、2台は耐久仕様のマシンです。

TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWが用意した4台のBMW M1000RR/2023鈴鹿8耐合同テスト

 4人のライダーでスプリントと耐久のテストを実施していました。ちなみに耐久仕様のマシンは今年も参戦予定のEWC第4戦ボルドール24時間で走らせるものらしいです。鈴鹿8耐仕様のマシンは……? という感じですが、次回7月5~6日の公式テストで登場することでしょう。

TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWのBMW M1000RR/2023鈴鹿8耐合同テスト
加藤陽平ディレクター、亀井雄大(ヨシムラSERT Motul)/2023鈴鹿8耐合同テスト
亀井雄大(ヨシムラSERT Motul)/2023鈴鹿8耐合同テスト
ダン・リンフット(AutoRace Ube Racing Team)/2023鈴鹿8耐合同テスト
ハフィス・シャーリン(AutoRace Ube Racing Team)/2023鈴鹿8耐合同テスト
ハフィス・シャーリン、津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)/2023鈴鹿8耐合同テスト
ジョシュ・ウォータース(S-PULSE DREAM RACING・ITEC)/2023鈴鹿8耐合同テスト
ジョシュ・ウォータースのヘルメット/2023鈴鹿8耐合同テスト
清成龍一(TOHO Racing)/2023鈴鹿8耐合同テスト
ヨシムラSERT MotulのスズキGSX-R1000R/2023鈴鹿8耐合同テスト

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