【動画あり】三浦大知、MAXら卒業生も支援 新生・沖縄アクターズスクール 旧体制との違い、そして選抜生が語った夢

 「世界中を笑顔にしたい」。沖縄アクターズスクールは4日、那覇文化芸術劇場なはーと小劇場で開校記者会見を開催し、報道陣らに49人のスクール生「B.B.WAVES jr.」がパフォーマンスを初披露するなどして新たな飛躍を誓った。

 代表取締役COO兼プロデューサーの牧野アンナさんが、昨年10月に開催された「沖縄アクターズスクール大復活祭」を機に再始動に至った経緯などを報告した。オーディションで選抜された未来のスターたちも意気込みを見せた。

 会見では、旧アクターズ体制との違いを紹介した。パートナーシップ契約を締結した協賛企業からの支援を受け、レッスン料無料で受講できる(入校はオーディション合格者のみ)。育成に加えて芸能活動へのマネジメントも手がけ、プロダクション業務も行う。

 運営と育成を支えるプロジェクトチームは7人いる。チームの1人で、代表取締役CEOの牧野彰宏さんは、オーディションの合格者らに触れ「それぞれに素晴らしい才能がある。夢に向かって頑張れる環境をとにかく作ることが僕らの仕事だ」と語った。サポートに三浦大知、MAX、島袋寛子、ISSA、知念里奈らの卒業生が加わることも明らかにした。

 「B.B.WAVES jr.」が初ステージを披露し、会見を盛り上げた。メンバーは4月のオーディションの合格者と、旧アクターズスクールで創始者のマキノ正幸さんが指導していた城間莉央ら総勢49人。メンバーの1人、Soul(15)が「多くの観客に自分の伝えたいことを表現できるようなスターになりたい」と意気込んだ。Rune(13)が「礼儀や表現力を身につけ、見ている人たちに感動を与えたい」と抱負を語った。

 松原球美(くみ)(17)が代表であいさつし、「世界という目標を掲げ、沖縄から世界中の皆さんまでも笑顔にしたい。私たちだけの魅力や輝きを見いだして、世界で活躍する『B.B.WAVES』になれるよう精進したい」と誓った。

(田中芳、写真・小川昌宏)
 

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